■導入後、導入前に抱えていた課題は改善に向かっていますか?
「CV率向上」の方は、既に社内でデータを基にフォーム改修の動きが始まっていますよ。かつては項目を一つ減らすにしても、CV数を増やすために項目数を減らしたいマーケティングチームと、リードの質を上げたいインサイドセールスチームで意見が割れてしまうこともありましたが、EFO CUBEで項目毎の離脱率が分かるようになってからは、データを根拠にフォーム改修の議論ができるようになりました。データに基づいた議論の材料を手に入れられたのは良かったと思っていますね。
「名寄せ」の方は正直まだ数値として改善が見えるものはありませんが、自動入力されることで情報も精査されるので肌感では良くなっていると感じています。
■EFO CUBEを入れてみて気付いたことには、どのようなものがありましたか?
何のエラーがどの項目でどれくらい起きているのか分かるようになったのは、新しい気付きで嬉しいです。それまでは項目別の入力率もエラー率も分からなかったのですが、導入したことによって「この項目でこんなに未入力エラーが起きているんだ、必須項目と分かってもらえていないのかな?」と考えられるようになったり、書式チェックエラーが多いことに気付けた結果、テキストボックスにフォーカスした時点で入力モードが切り替わるように設定を加えたりと細かい修正ができるようになりました。
項目が少ないフォームなので、導入する前まで ユーザーの行動のイメージは「何も入力せずに離脱」か「全部入力してCVに至るか」の二極化だろうと偏見を持っていましたが、導入してみて実際にデータを見てみたら、入力途中離脱が普通に起こっていることが分かりました。